分け方も人それぞれ
- 下田 智子
- 2018年5月23日
- 読了時間: 2分
広島のライフオーガナイザー®の下田智子です。
今日は片づけサポート先の実例のご紹介(珍しく!)です。
ライフオーガナイズの片づけの方法に
「分ける」というのがあります。
この分けるというのは基準が人それぞれなんです。
それがオッケーなのがライフオーガナイズです。
ですので、片づけサポート先では
「この分け方はダメですよ」
「こういう風に分けてください」
など、一方的な事はいいません。
「どのように分けたら進みそうですか?」
「どんなフレーズだと分けられますか?」
と質問し、一緒に見つけていく流れです。
お客様のキッチンの収納棚のBeforeです↓
左側の棚を片づけました。

(写真掲載の許可をいただいております)
食品ストックを中心に置かれていて、今までご自分でも色々工夫をされて
来ました。
ですが、しっくりこない。なんだか使いにくい。
ヒアリングをしていくうちに、
キッチン全体をコクピットのようにととのえ、大好きな料理に
没頭できる場所にしたいというゴールになりました!
そんなキッチンにするためには機能性の高さが求められます。
どんなフレーズで分けたらラクなのか・・・
出た答えが
①1週間のうちに使うもの(使用頻度 高)
②1か月のうちに使うもの(使用頻度 中)
③好きだけどあまり使わないもの(使用頻度 低)
④処分するのか迷うもの(使用頻度 ほぼ無さそう)
でした!
分けるのが苦手なお客様でしたが、このお客様がやりやすい
分け方にしたことで、サクサクと進みました!
何より、ご自身がウキウキと作業されていたのが印象的です。
分けることによって、この便利な場所に置いておきたいものが
イメージできました。
上の③は別の場所に移動したので①②④を配置します。
(④は忘れないようにあえて棚に残します)
そして、棚の上段から使用頻度の高いものを配置していくことに。
アフターです。

食品ストックですが、飲み物を中心に置いています。
この棚に、他の場所に置いてあった飲み物を集結させました。
これで在庫が把握できます。
第一の目的は「飲み切る。食べきる」です。
それが進むにつれて、量が減ってきます!
飲むべきものが分かると、無駄な買い物が減りますね。
そして、一番下の右のワイヤーカゴには「迷うもの」を入れています。
こういった、困ったものを入れておける逃げ場も必要です。
分かりやすい、何をするべきか一目でわかる、そんなキッチンを
目指してこれからもサポートしていきます☺
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